包皮が引っ掛かり痛みを伴います
カントン包茎は男性器特有の症状で、包茎の状態を解消すると何かかしらの力が加わったり、亀頭を露出させた場合に戻らなくなります。包皮輪という皮の一部が亀頭部分を締め付けるようになり、痛みを伴うことが多いです。特に幼児や思春期に多く見られますが、大人になってからも悩んでいる人はいるでしょう。
ほとんどの男性は、亀頭が包皮で覆われた状態で産まれてきて、思春期を迎えるころには解消される仕組みです。包皮は本来自然に後退していき、むき出しの状態を維持することになります。無理に包茎を解こうとすると先が狭まっている包皮が溝において引っかかり、戻らなくなるのがカントン包茎です。カントンは飛び出したものがはまって戻らない意味があります。
カントン包茎を起こすと亀頭が圧迫されるようになり、血流の滞留や腫れ、炎症をおこすリスクがあります。症状が重いと壊死することもあり、包茎のまま成長した人が包茎状態で露出したままにいるとカントン包茎になることもあるので注意が必要です。膀胱鏡や尿道カテーテルなどを使った医療行為でも原因になるケースがあります。
壊死するリスクがあります
カントン包茎の場合、勃起すると亀頭の血流が滞る症状が起き、亀頭部において腫れやうっ血などが生じるようになります。痛みを伴うことが多く、血流障害が数日間や数週間と長時間にわたって続くと、陰茎の組織において壊死が起こるリスクがあるので注意が必要です。
重症化すると陰茎を切断することもあり、重症化した場合生殖機能や排尿などについて困難になることがあります。腫れにより更に絞め付けが強くなってしまい、もっと血行が悪くなるといった悪循環を繰り返すのが特徴的です。カントン包茎の原因について、包皮口が狭い状態になっているので包皮を無理に引っ張り亀頭を出すことで起こる仕組みです。
亀頭の根元にあたる亀頭溝には包皮輪と呼ばれている包皮の狭くなった部位がありますがこれが引っかかります。元に戻さなかったり元の状態に戻せなくなくなるとカントンという症状になるのです。腫れや痛みの原因として亀頭が締め付けられるので炎症を起こしていたり、血流が悪くなることが多いです。
まとめ
カントン包茎は痛みを伴う症状が多く、早期の治療が求められます。包皮開口部において狭くなった部分により亀頭溝が締め付けられていたり、酷い場合は変色が起きていることもあるので注意が必要です。乳幼児はもちろん思春期に起こることもあり、大人になってからも悩んでいる人はいます。
このような症状が長期化すると重症化するケースがあるので、早めに治療することをおすすめします。腫れや痛みを感じることが多く、炎症を起こすと壊死するかもしれません。