包茎にも種類がありその一つがカントン包茎です
日本には包茎の男性は約80パーセントにものぼるといわれていますが、一言で包茎といっても様々な種類のものが存在し、その一つに挙げられるものがカントン包茎と呼ばれるものです。カントン包茎の症状も大きく分けると二つの種類に分けられますが、そのうちの一つが平常時にはスムーズに剥くことができるタイプです。
勃起をした時に包皮をめくると亀頭を露出させていくことができるものの、途中から締め付け感や痛みなどを感じるようになります。それ以上剥くことができないケースもあれば、無理をすればさらに剥けることもあるでしょう。このタイプの場合には、亀頭をすべて露出させた場合には、亀頭や陰茎などに強い締め付け感を感じたり、激しい痛みを伴うこともあります。
そしてもう一つのタイプが平常時からもスムーズに剥くことができないタイプです。無理をして包皮をめくれば露出させることができるものの、途中で大きな締め付け感や痛みなどを感じます。このタイプの場合には、完全に勃起してから剥くことは困難なケースがほとんどです。
放置せずに早めの対処が重要です
カントン包茎は幼いころはそれほど自覚症状がないものの、思春期に入って勃起をするようになったり、だんだんと成長しペニスが大きくなるにつれて、その症状を自覚することになります。カントン包茎は包皮の先端部分が狭まっていて、勃起した時に亀頭を露出することが不可能となるでしょう。無理に剥こうとした場合には、痛みを伴ったり、場合によっては裂けてしまうこともあります。
このようなカントン包茎の症状を放置した場合には、取り返しのつかない状態に陥る可能性が考えられます。平常時と勃起した際の陰茎の太さに、皮の伸縮が伴わず、亀頭を強くしめつけてしまいます。亀頭に十分な血液が行きわたらなくなってしまい、血行不良を起こすこともあるでしょう。
さらに放置を続ければ、亀頭の下の部分がドーナツ状に腫れあがってしまったり、最悪の場合には亀頭が壊死する可能性もあります。このようなことから、カントン包茎の疑いがある場合には、早期の治療や手術が必要です。
まとめ
カントン包茎の症状は人により異なりますが、どのような症状であっても、治療や手術は不可欠と言えます。少しでも締め付けを感じる場合には、自分で無理に剥こうとするのではなく、医療クリニックなどで診察やカウンセリングを受けた方がよいでしょう。
一人一人に合わせたカントン包茎手術が行われ、デザインや切除などのすべてにおいて、しっかりとカウンセリングが行われます。最悪の事態を防ぐためにも、早い段階で医療機関を受診することが大切です。